滞在期間が終わって、ラパスの飛行場で搭乗を待っていると、目の前にイミグレーションで見かけた男が歩み寄ってきて、
目を見たかと思ったら手を合わせて拝まれてしまっている。
何だか分からないでいると、コーディネーターが助けに来てくれた。チップの要求らしい、
入国の時と同じ様に米ドルを渡すと、また手を合わせて拝みながら去って行った。
大人数のロケ隊と見ると金が有る様に見えるらしい。
これも経費の内、動きの悪い所に油を入れてやる様なものです、と苦笑いしていた。